20代高校教師の年収は？【年功序列でみる高校教師の年収】

結論から言うと「悪くありません」

高校教師の給料は悪くない

贅沢をしなければ余裕のある生活ができます。

ちなみに高校教師は県に雇われている公務員なので、小学校教師や中学校教師よりも若干お給料は良いです。

というわけで、今回は現役高校教師（20代後半）である海仁の給料を紹介します！

20代高校教師の年収

具体的な給料を紹介する前に海仁の経歴を紹介します。

大学院を出ているか出ていないかで初任給が変わります。

今からお話しする金額は手取りを表しています。

たまに、もっと高い給料を紹介している記事を見ますが、おそらくは所得税や社会保障費などが引かれていない総支給額を示している可能性があります。

私も総支給額であれば20代で350,000円を超えますが、100,000円ほどは引かれています。

月の給料

海仁の初任給は237,000円でした！

住宅手当が22,000円支給されていたため、差し引けば215,000円になります。

部活動を土日に行えば、部活動手当が付きます。

これは、時給900円です。

しかも、4時間は活動しないと支給されませんし、4時間以上活動しても4時間分しか支給されません。

例えば、毎週土曜日に8:00～12:00で活動した場合は

900円×4時間×4日分＝14,400円

14,400円が給料にプラスされます。

大会などで宿泊を伴う場合はもう少しプラスされます。

部活動の活動が多かったり、宿泊を伴う大会引率が多ければ給料が250,000円を超えることもあります。

ボーナス

ボーナスは6月と12月の年に2回もらえます。

初任の時は4月からの勤務のため6月のボーナスでは2ヶ月分の勤勉手当しかもらえません。

確か初任の6月ボーナスは180,000円ほどでした。

しかし、12月のボーナスは490,000円と6ヶ月分の勤勉手当をもらえました。

以上を踏まえると初任時代の年収（手取り）は約340万円でした！

ちなみに初任から5年たった現在の年収（手取り）は約400万円です！

20代を過ぎた高校教師の年収は？【年功序列でみる高校教師の年収】

厚生労働省のHPによれば、各年齢の高校教師の年収は以下のようになっています。

ただ、この表も参考程度に見てください。

都道府県や役職によっても変わります。

是非、目指す自治体の給料を調べてみてください！

	平均	男性	女性
20～24歳	348万2500円	348万100円	348万4900円
25～29歳	431万8900円	442万9700円	420万8100円
30～34歳	531万6050円	561万7900円	501万4200円
35～39歳	624万6550円	670万6300円	578万6800円
40～44歳	721万5200円	761万1800円	681万8600円
45～49歳	816万7650円	872万6600円	760万8700円
50～54歳	855万1800円	911万1500円	799万2100円
55～59歳	901万200円	939万9500円	862万9000円

高校教師の年収｜公立と私立の違い

公立高校と私立高校で違いはあるのでしょうか？

多少の違いはあるものの、大きな違いはありません。

私立の場合は、各学校で決めている部分も大きいため、希望高校のHPをみるといいです。

ただし、私立高校の教師は、残業代や休日出勤手当などが支給されることがあります。

そのため、私立教師の方が若干給料が良いと思います。

「公立の義務教育諸学校等の教育職員の給与等に関する特別措置法」により、公立学校の教員は残業や休日出勤をしても手当は払われません。

その代わり、基本給の4％が「教職調整額」として上乗せされます。

これがいわゆる給特法という制度です。

まとめ｜20代高校教師の年収は悪くない

今回は20代高校教師の年収について紹介しました！

「ブラック部活動」「定額働かせ放題」などの問題はありますが、給与面を含めた福利厚生はしっかりしています。

今後、教師の働き方にはどんどんメスが入っていくと思われます。

昔ほどは職場環境は悪くないかもしれません。

私が実際に経験したブラック部活動については以下の記事をご覧ください。

また、高校教師の1日について知りたい方は以下の記事をご覧ください。

大変な仕事ではありますが、安定はしているので興味がある方は是非目指してください！