大学職員ってホワイトなイメージだけど、転職して後悔することあるのかな?
一見、後悔することがなさそうですが、中には大学職員への転職を後悔する人もいるようです。
ネット検索をかけると
「大学職員 やめとけ」
そんな検索結果も出てきます。
一体、なぜなのでしょうか?
今回は大学職員転職について気をつけるべき事を紹介していきます!
・大学職員への転職を後悔するパターン
・大学職員への転職を後悔しないために必要なこと
以下の本では大学職員の仕事内容についてより深く知ることができるのでオススメですよ!
大学職員に転職して後悔するパターン5選
大学職員に転職して後悔するパターンは以下のものがあります。
- 毎日がルーティンワークでつまらない
- 想像以上に激務だった
- 大学病院配属で想像と違った
- スキルが身につかない
- 人間関係形成が難しい
それぞれ詳しくみていきましょう。
毎日がルーティンワークでつまらない
大学職員にはノルマはありません。
そのため、給料などは年齢とともに上がっていきます。
基本的にはルーティンワークが日常なので、精神的にも楽です。
また、繁忙期はあるものの基本的に定時退勤できることも魅力です。
しかし、人によっては仕事に対してやりがいを感じられないようです。
そういった人にはノルマのない大学職員は退屈に感じるようです。
あるデータによれば、日常業務で
「パターンが決まった職務の実施」
が普通であると答えた人が全体の約5割
「少しある」
と答えた人は全体の約4割になっています。
そのような毎日に「同じことの繰り返しでつまらない」と感じることもあるようです。
想像以上に激務だった
大学職員はノルマがなくルーティンワークが日常と言いましたが、大学や部署によります。
小さな大学では人が少ないために一人一人にふられる仕事量も多くなります。
そのため、転職前は念入りな下調べが必要です。
また、私立では学生数4000人以上が待遇面でおすすめです。
念入りな下調べをしたにもかかわらず、配属部署がブラックな可能性もあります。
しかし、それは一般企業でも同じことです。
運も絡んでしまいますが、そういった場所に配属されないように祈るしかありません。
また、運悪く配属されてしまっても異動まで耐えることも必要です。
大学病院配属で想像と違った
大学によっては大学病院がある場合があります。
その場合、病院事務として勤務する可能性もあります。
これが想像以上にしんどいです。
病院における事務は底辺のため大変です。
また、病院勤務なったら一生病院で大学に戻れない所も多いようです。
「病院勤務でもいい?」
これは医学部のある大学の定番質問です。
皆さんが想像する大学職員としての仕事とは全く異なり、医事課となるとヤバい患者の相手をすることになります。
病院での事務は医者が頂点のヒエラルキー社会で、事務は最底辺のため、扱われ方にもギャップあるようです。
しかし、ボーナスは高いことも。。。
近年は、ホワイト化している病院事務もあります。
- 大阪医科薬科 →給与面での待遇改善 ※32歳630万円
- 藤田医科 →働き方改革により2023年度から週休2日制導入(2024年度中に全職員が週休2日取得を目標にしている。また、年間休日も約120日になる見通し)
待遇にも変化があるから、ちゃんと調べよう!
スキルが身につかない
大学職員として身につくのは、大学職員として働くためのスキルです。
仕事を通して自分を高めたい若者にとっては、毎日がつまらないのかもしれません。
そのため
「大学職員はつぶしが効かない」という面があります。
大学職員でしか働けなってしまうね。
そうならないように、日頃から勉強することや資格をとることは必要なのかもしれません。
人間関係形成が難しい
どこの職場でもあることですが、人間関係によって転職を後悔する人もいるようです。
ただ、大学職員は職場のホワイト化が進み、パワハラ・セクハラをしてくる人はほとんどいないようです。
しかし、人間同士の付き合いなので、合う・合わないはあります。
また、大学職員は大学間での異動が少ないため、人の流動性が低いです。
そのため合わない人がいても、数年で違う部署に異動するまで我慢することも大切です。
大学職員への転職を後悔しないために
以上、大学職員への転職を後悔するパターンを紹介しました。
転職って時間とお金、労力をかなり消費するから後悔はしたくないよね。
特にホワイトだと信じて転職した先がブラックだったら。。。
精神的なダメージはかなり大きいですよね。
転職を後悔しないために以下のことを意識しましょう。
- 学生対応以外の多様な業務を調べる
- 部署ごとの業務差異を確認する
- 定期的な異動と希望外部署への配属を覚悟する
- 離職率の低さとキャリアチェンジの難しさを認識する
学生対応以外の多様な業務を調べる
多くの人が大学職員の仕事と聞いて、まず思い浮かべるのは学生対応でしょう。
しかし、実際にはそれだけではありません。
たとえば、以下のような業務があります。
- イベントの企画・運営
- 学内の施設管理
- 予算管理や書類作成
- 研究支援や国際交流のサポート
これらはほんの一部ですが、学生対応以外にも多岐にわたる業務があります。
そのため、自分が想像している仕事内容と異なる場合があることを知っておく必要があります。
部署ごとの業務差異を確認する
大学には多くの部署があり、それぞれで担当する業務は大きく異なります。
例えば、学生課では学生のサポートが中心ですが、総務課では施設管理や予算管理が主な業務になります。
さらに、国際交流センターのような部署では、留学生のサポートや海外大学との連携業務が中心になるでしょう。
部署によって求められるスキルセットや日々の業務内容が異なるため、自分の希望とマッチする部署を見極めることが大切です。
大学職員として働く際に配属される部署によって、業務量や残業時間に大きな違いが生じることがあります。
この違いを理解することで、あなたのワークライフバランスにどのような影響があるかを予測できます。
業務量と残業の違いについては、以下の3つのポイントから考えてみましょう。
- 業務量の多い部署と残業の実態を把握する
- 部署ごとの業務特性を理解する
- 定時帰りの可能性と繁忙期の対策を検討する
大学職員の中には、業務量が多く残業が常態化している部署もあります。
例えば、入試関連の部署や国際交流センター、研究支援部署などは特にその傾向があります。
これらの部署では、入試期間中の対応や国際会議の準備、研究費の申請サポートなどで残業が増えることがあります。
また、配属部署による業務量の違いを理解した上で、定時帰りが可能な環境か、また繁忙期にどのような対策が取れるかを検討することも大切です。
部署によっては、業務効率化の取り組みやフレックスタイム制度の活用、繁忙期に向けた事前の準備や体制つくりが行われている場合があります。
これらの対策によって、業務量が多い部署でもワークライフバランスを保ちやすくなる可能性があります。
また、自分自身で時間管理を工夫することや、繁忙期には集中して業務に取り組むための工夫をすることも重要です。
定期的な異動と希望外部署への配属を覚悟する
大学職員は、定期的な異動があります。
これは新たな経験を積む機会とも言えますが、時には自分の希望とは異なる部署へ配属されることもあります。
これは運の要素が大きいよね
このような異動を通じて、大学全体の運営を理解し、様々なスキルを身につけることができます。
しかし、その過程で希望とは異なる業務を担当することになるかもしれないことを理解しておく必要があります。
離職率の低さとキャリアチェンジの難しさを認識する
大学職員の離職率は一般的に低く、安定した職場環境が魅力の一つです。
しかし、この低離職率が示すように、一度大学職員としてのポジションに就くと、そこからのキャリアチェンジは難しくなる可能性があります。
特に、大学内での異動はあっても、他業種への転職は以前よりも難易度が高くなることが考えられます。
そのため、転職を決める際には、長期的な視野でキャリアプランを考えることが重要です。
大学職員への転職を後悔しないために転職先を徹底的に調べる
大学職員への転職を後悔する原因のほとんどは下調べ不足です。
自分の中で勝手な想像を膨らませて転職し、そうでなかったときに後悔します。
大学職員への転職はメリットばかりではありません。
デメリットなども必ず知っておきましょう。
そうすることで、ある程度は
「こんなはずじゃなかった!」
と後悔する可能性は低くなります。
それでも、配属部署によっては後悔することがあるかもしれません。
そこは運だと思って割り切りましょう!
また、異動のタイミングまで耐えることも必要になってきます。
・転職先の下調べは念入りに行う
・配属によっては後悔することも覚悟しておく
・配属ガチャに外れても異動のタイミングまで我慢する
まとめ|大学職員への転職で後悔しない
今回は大学職員への転職を後悔する理由について紹介しました!
大学職員への転職を後悔する理由には以下のものがありました。
- 毎日の業務がルーティンワークでつまらない
- 想像以上に激務だった
- 大学病院配属で想像と違った
- スキルが身につかない
- 人間関係形成が難しい
しかし、以下のことを意識することで、よりよい職場を選ぶことができると思います!
- 学生対応以外の多様な業務を調べる
- 部署ごとの業務差異を確認する
- 定期的な異動と希望外部署への配属を覚悟する
- 離職率の低さとキャリアチェンジの難しさを認識する
転職先の場所や待遇など、何を大切に転職活動をするのかを決めて大学探しをしてみてください。